ピラーというと自動車用語では窓柱部分の事で、主にAピラー、Bピラー、Cピラーを指します。ですがデントリペアの施工では表面的に見える部分が基本的な施工対象になりますので、フロントガラス横のAピラーからドアの上部を通ってリヤのバックゲートやリヤウインドウにつながるパネルを指してピラーと呼ばせて頂いております。またこのピラー部分の大部分が通常のデントリペア施工が出来ない為、以前はデントリペア不可とされる事も多かったと思います。
近年ではヘコミを表面から引き上げる『プーリング工法』の発展によりピラー部分だから施工出来ないという事は殆ど無くなってきました。
三菱 ランサーエボリューションXの左Cピラーです。
折れ目の入った深いヘコミの為、プーリング工法での施工にとっては非常に難しいヘコミとなります。
ホンダ シビックの右Cピラーです。
オーナー様が表面から押したり叩いたりしたそうで、複雑なヘコミになっていました。
トヨタ 30系プリウスの右Aピラーです。
5センチ程のヘコミですがキズや打撃点等無くそれ程難しいヘコミではありません。
ホンダN-BOXの左ピラーです。
ヘッドライニングを脱着すれば通常施工も出来ますがプーリング工法で施工しました。
ホンダ ヴェゼルの左ピラーです。
洗車時に手をついてへこませてしまう典型的なヘコミ方です。
キャデラックCTSの左Cピラーです。
本来はトリムを脱着して通常の裏から押し出す施工を行いますがプーリング工法でも施工可能なヘコミでしたのでトリム脱着料を節約させて頂きました。
トヨタ 50系プリウスの右ピラーです。
手で押して出来た様なヘコミが一か所なので何の問題無いヘコミです。
レクサスLS450の左ピラーです。
角近くに深めのヘコミの為プーリング工法での施行にとっては難しいヘコミになります。
マツダ CX-5の左ピラーです。
棒で叩いた様な折れ目の入ったヘコミですがプーリング工法で問題無く施工出来ました。
スズキ アルトワークスの左Cピラー上です。
若干深めのヘコミですがプーリング工法で問題無く施工可能です。
マツダ アクセラの左ピラーです。
薄いヘコミですが複数の為に全体がメラメラして見えてしまいますのでプーリング工法でスッキリ綺麗に修理します。
スバル インプレッサの左Aピラーです。
プーリング工法での施行としては深いヘコミの為、比較的難しいヘコミです。
スバル アウトバックの左ピラーです。
比較的深いヘコミですが打撃点の無いヘコミなのでプーリング工法で施工出来ました。
フィアット500の左Aピラーです。
小さなヘコミですが硬い物が当たった様な打撃点なので肌レベルまで綺麗に修復するのは難しいヘコミになります。
BMW M140の右Cピラー上です。
プレスライン上のヘコミをプーリング工法で施工するのは難易度が上がります。
ニッサン R35GT-Rの左Cピラーです。
プーリング工法で施工するには厳しいヘコミですが、どうしてもツールアクセス出来ないので時間を掛けてじっくりとプーリング工法で施工しました。
トヨタ 220系クラウンRSの右Cピラーです。
小さなヘコミなので全く問題の無いヘコミです。
トヨタ 30系プリウスの右ピラーです。
小さい割に深さのあるヘコミなので中心部分の塗装肌まで揃えるのは難しいヘコミになります。
Jeep グランドチェロキーの右Aピラーです。
手で叩いて出来たヘコミなので比較的問題の無いヘコミです。
メルセデスベンツCLAの左Cピラーです。
手前の歪は新車時からの歪の可能性があります。