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雹(ひょう)被害について

目次

2024年9月19日に八王子市を中心に降った雹(ひょう)の被害についてのお問合せを大変多く頂いて居ります。
大切なお車に被害を受けてしまわれた方の心中お察し致します。
デントリペアは雹害車両を何事も無かった事に出来る唯一の修理方法ですが一人の技術者が対応出来る台数には限りがあり、また対応出来る被害度合いも軽度の場合に限られます。

お気軽にお問い合わせください

先ずはLINEから動画や写真をお送り頂けますとある程度の判断を行えます。
日中の施工中は電話対応が難しくなりますのでLINEでお問合せ下さい。
現在のところ動画や写真で施工可能と判断出来た方のみご来店でのお見積りを行って居ります。
また、急なご来店はご遠慮下さい。

友だち追加

動画はルーフに建物などの対象物を映し込んで流すように撮影して頂けますと確認し易いです。
特に目立つヘコミとサイドピラー(ルーフサイド)を確認出来ると助かります。

  • 重度の被害=鈑金塗装での修理になります。
  • 中程度の被害=現車確認が必要になります。
  • 軽度の被害=デントリペアでの修理になります。

雹害車修理では、被害の酷いお車を無理にデントリペアで修理しても良い結果にはなりません。
逆に軽度のデントリペアで修理出来るお車を鈑金塗装で事故車にしてしまうのはあまりに勿体ないです。

雹の被害修理にデントリペアは最適です


鈑金塗装での雹害車修理は避けるべきですが、ディーラー等で修理をお任せにしてしまうと殆どの場合で鈑金塗装での修理になってしまいます。
但しデントリペアなら安心かと言うと必ずしもそうではありません。
雹害車をしっかり施工出来るだけの技術を持った技術者が施工しなければ満足のいく仕上がりは難しいからです。
又、被害の状況によりデントリペアでの修理そのものが出来ない事もあります。
雹害車の修理で重要な注意点は以下の通りです。

  • 車全体に数十か所から数百か所もあるヘコミを全て施工出来るか。
    特にピラー部分やボンネット先端付近もしっかりデントリペアで施工しなければ意味がありません。
  • バックゲートやボンネット等を外さずに施工出来る技術力があるか。
    バックゲートやボンネットは外して施工したほうが技術的には簡単ですが、取付ボルトを外した痕跡があると後々査定に影響する可能性があります。可能な限り外さない努力は必要です。
  • ルーフパネルに歪みを発生させずに施工出来る技術力があるか。
    ルーフ全体にヘコミが出来る雹被害では、一つ一つのヘコミは施工出来ても歪みやうねり等が発生する可能性があります。歪みが発生するのは技術力の低さが原因なので、ビッグデントも施工出来る技術は必要になります。
  • 誰が施工を担当するのか分からない状況は避けるべき。
    雹害が発生すると一度に多くの施工依頼が集まります。それと同時に全国から技術者が応援に駆け付ける事も多く、高い技術を持った方ばかりが来るとは限りません。

注意 雹害車修理では施工例があまり参考になりませんので、各箇所の施工例をご覧下さい。特にピラー部分とアルミパネルは雹害修理では重要です。
以下の施工例は一例なので参考までに

2022年6月 埼玉県雹害 シビックセダン

雹害車としては中程度ですが車両全体にヘコミがあります。
この車両ではボンネットの先端まわりにツールアクセスが困難な場所があり、全てをしっかり施工出来るかが腕の見せ所になります。
又、ホンダ車は塗装が繊細なのでプーリング工法で施工する必要になるピラーも重要ポイントです。

2022年6月 千葉県雹害 ヴェルファイヤ

ヘコミ一つ一つは比較的小さめですが、ヘコミの数は多めです。
デントリペアではヘコミの数が多くなると施工代金が高額になってしまう為、技術的には問題無く施工出来る内容でも金額的に施工不可となってしまう事があります。
保険修理の場合、基本的には鈑金塗装の見積りを上限として保険会社の方は対応されますので、デントリペアの見積りが鈑金塗装の見積りを超える場合は施工をお受け出来なくなってしまう可能性があります。

2022年6月 千葉県雹害 マツダ CX-5

ルーフとピラーのヘコミは中程度ですがドアとフロントフェンダーにはほとんど被害がありませんでした。

2022年6月 千葉県雹害 マツダ CX-30

ヘコミの数、大きさ共に中程度です。

2022年6月 群馬県雹害 クラウンマジェスタ

ヘコミの数は中程度ですが、大きめのヘコミが所々あります。

2022年6月 埼玉県雹害 ホンダ シビック

全体としては軽度です。
現行からボンネットがアルミ製になり、尚且つツールアクセスの悪い構造なので意外と難しい修理になりました。

2022年6月 埼玉県雹害 トヨタ マークX

ヘコミは小さいですが数は多めです。

雹害車デントリペア

トヨタ ハリアーのボンネットです。
雹害車の施工では、全てのヘコミが施工出来ているかと歪みが発生していないかを確認します。

マツダ デミオのルーフです。
ヘコミ一つ一つが小さく数も少ないので雹害車としては軽傷です。元のヘコミも殆ど確認出来ないので施工後の写真はありません。

スバル BRZのボンネットとトランクです。
ボンネットはアルミパネルですが問題なく施工可能です。

デントリペアで施工が難しい雹害修理

  • ガラスが割れる程の大きな雹被害
    デントリペアの限界は鉄板の伸び具合で決まります。ガラスが割れる程の大きな雹では限界を超えます。
  • パネルの全面がヘコミで埋め尽くされる程の数
    デントリペアは基本的にヘコミの大きさと数で施工代金が決まります。保険を使用する場合でも支払われる修理代金には限界があります。